[本]死を考える100冊の本/久我勝利


 

あまりにもタイトルがストレートすぎて、電車の中で読むのもちょっとためらうのですが、結局電車の中で本を開きました。「死」に関連した書物を以下の分野にわけて、選者がよりすぐりをお勧めするという一冊。それぞれの紹介された書物からも名言を一文いただいている。

  • 医学
  • 宗教
  • 文学
  • 科学
  • 図解
  • 民俗学と社会
  • 哲学
  • 体験記
  • 往生論

どれだけ自分が読んだ本があったかというと、以下の2冊だけでした。

  • 『夏の庭』/湯本香樹実
  • 『大往生』/永六輔

死をしることにより、生が充実。だけど、死のことばっかり勉強してもねぇというのは否めない。ある程度、自らの死生観を築きあげたら、本来の自分がなすべきことを死の瞬間まで頑張るぞーということですね。

以下の★印は読みたくなった本(★が多いほど、読みたさ増)

PS てっきり、立花さんや茂木さんの本は読んでいたと思ってました。

—-

  • 『臨死体験』/立花隆★
  • 十住心論(『秘蔵宝鑰』/空海)★
  1. 第一住心 異生羝羊心 (いしょうていようしん)
      無知なものは迷って、自分の迷いを悟っていない。雄羊ように、ただ性と食を思い続けるだけ。
  2. 第二住心 愚童持斎心 (ぐどうじさいしん)
    他の縁によって、すぐさま控えようとおもう。他の者に与える心が芽生えるのは、穀物が発芽するのと同じ。
  3. 第三住心 嬰童無畏心(ようどうむいしん)
     天上の世界に生まれ、しばらく復活できる。まるで幼児や子牛が母に従うように一時の安らぎにすぎない
  4. 第四住心 唯蘊無我心(ゆいうんむがしん)
     ただ物のみが実在することを知って、個体存在の実在を否定する。教えを聞いて悟る者の説はみんなこのようなものだ。
  5. 第五住心 抜業因種心(ばつごういんしゅしん)
     一切が因縁からなっていることを体得して、無知のもとをとりのぞく。迷いの世界を除きただひとりで、さとりの世界を得る。
  6. 第六住心 他縁大乗心(たえんだいじょうしん)
     すべての衆生に愛の心を起こすことによって、大いなる慈悲がはじめて生ずる。すべてのものを幻影と観じて、ただこころの働きだけが実在であるとする。
  7. 第七住心 覚心不生心(かくしんふしょうしん)
     あらゆる現象の実在を否定することで、実在からの迷妄を断ち切り、ひたすら空を観じればなんらの相(すがた)なく安楽である。
  8. 第八住心 一通無為心(いちどうむいしん)
     現象はすべて清浄であって、認識としての主観も客観もともに合一している。そのような心の本性を知るものを、仏(報身の大日如来)という。
  9. 第九住心 極無自性心(ごくむじしょうしん) 
     水はそれ自体定まった性はない。風にあたって波が立つだけ。さとりの世界は、この段階が究極ではないという戒めによって、さらに進むものである。
  10. 第十住心 秘密荘厳心(ひみつしょうごんしん)
     密教以外の一般仏教は塵を払うだけで、真言密教は倉の扉を開く。そこで倉の中の宝は、たちまちに現れて、あらゆる価値が実現されるのである。
  • 「 生きることの重大さは、いつも人間は死の危険にさらされているからこそ自覚される。」(『私が死について語るなら』/山折哲雄
  • 「われわれの生命はどこで終わろうとそれはそこで全部なのだ」(『エセー』/モンテーニュ)★
  • 「植物状態」と「脳死」の違い
    植物状態では自発呼吸ができる。人工呼吸器がなくても呼吸ができるのである。しかし、脳死は自発呼吸がなくて、人工呼吸器を使わなければならない。また、植物状態では、意識を取り戻す可能性がある。しかし、脳死の場合は、回復したというケースはこれまでのところ、少なくとも日本では皆無だ。
  • 『生命とは何か』/シュレディンガー(物理学者)★★
  • 『意識とは何か』/茂木健一郎★
  • 『脳死学者の語る40の死後のものがたり』/デイヴィッド・イーグルマン★★
  • 『魂の航海術』/スタニスラフ・グロフ、クリスティナ・グロフ★★
  • 『人生の短さについて』/セネカ★★★
    「死人のように生きるよりも、むしろ死人でありたい」
  • 『戦艦大和の最期』/吉田満★★
  • 『がんから始まる』/岸本葉子★★★

yanchablue について

通信系会社でシステム開発を中心に従事。趣味はスポーツ(サッカー)、読書(雑読)、日曜プログラミング(仕事ではプログラムを書けない分類になってしまった。)。横浜市金沢区在住。札幌市出身。
( Twitter @peter_luck )

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