[本]インクルージョン思考/石田彰洋


 

Inclusive の意味は”すべてを含んだ,包括した”。本書のタイトルにもあるように複数の問題を一気に解決するアイデアを指しています。

”インクルーシブなアイデアとは、この合鴨農法(カモを田んぼに放つことにより無農薬栽培ができるとともにカモの糞による有機栽培が可能となる。また生育したカモを食肉として売ることができる)によるオーガニック米の栽培のようなもの。問題を一気に解決して、鴨だけに一石で何鳥にもなるのです。”

アイデアの生み出し方はいろいろあると思いますが、総じると下記のようになるのかと思います。

常に問題解決のことを頭の片隅に置き、リラックスした状態もしくは締め切り前の緊迫した状態で、いろいろなものを様々な観点で観察・検討することにより、アイデアは生み出されます。

常日頃、疑問を持つことが何より大事ですね。
そして大事なのは、あきらめないことですね。
本書オビでは「あらゆる難問を0.1秒で片づける」とありますが、確かにひらめきは0.1秒で出てくるかもしれません。しかし、そこまでに至るまでの時間と努力はそれなりにかかるものです。ちょっと本書オビは誇張しすぎですね。

アイデアの作り方の基本を知りたい方には、オススメの一冊です。

レビュープラスさん、毎回ありがとうございます!


  • 「アイデアとは複数の問題を一気に解決するものだ」(宮本茂/任天堂)
  • 発表した後に「そんなの俺でも考えられる」と思わせるくらい「見えるもの」でないと、アイデアは実現しないのです。
  • 『アイデアの作り方』/ジェームズ・W・ヤング
    アイデアがひらめくまでの5つのステップ
    第一段階:資料集め(特殊な知識、一般的な知識)
    第二段階:資料を咀嚼するプロセス
    第三段階:問題をすべて忘れ、完全に心の外に追い出す
    第四段階:どこからともなく、アイデアが浮かんで切る
    第五段階:生まれたてのアイデアを現実の世界に連れ出す
  • インクルーシブなアイデアへの4つのステップ
    ①高次の目的を決めて旅立つ
    ②目的に従って材料を集める
    ③異なる分野の材料をつなげる
    ④手放して「ひらめき」とともに帰ってくる
  • 締め切りはアイデアの母
  • それぞれの情報を、マトリクス(例えばSWOT)などで整理してしまえば、そこで多くの人が「スッキリ」した感覚を覚えてしまう。
    ↑アイデアを生み出すためには、やってはいけないこと
  • (デフォルト・モード・ネットワークとは、)手放すことによってリラックス留守、つまり「緊張を緩和させる」ことで活性化するのではないでしょうか

yanchablue について

通信系会社でシステム開発を中心に従事。趣味はスポーツ(サッカー)、読書(雑読)、日曜プログラミング(仕事ではプログラムを書けない分類になってしまった。)。横浜市金沢区在住。札幌市出身。 ( Twitter @peter_luck )
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