[本]人工知能×ビッグデータが「人事」を変える/福原正大/徳岡晃一郎


 

巷では、「ビッグデータ」、「人工知能」がほとんどバズワード化されてる感じがしますね。コンピュータ能力の向上により、今まではできなかった大量のデータを大量の時間、コンピュータを動かし計算することができました。これにより、まさに今、多くのデータから機会に学習させ、特定の分野において人間を凌ぐ能力を発揮していますね。

本書は、人工知能ブームの中で人事に役立つサポートツールを人工知能で実現している例もあるよ・・・ということを示しています。

確かに、今の学生は数十もの会社に履歴書を送り、面接のプロに訓練を受けています。それらを判断しなければならない企業側の人事担当は、履歴書を見るのも大変な状況ですね。例えば、履歴書による一次フィルタリングを人工知能で行うベンチャーがいたりします。

上記の結果がどれだけ企業にマッチングするのかはわかりかねますが、膨大な履歴書を判断するのは、実際のところ機械的にならざるを得ない実情がある可能性もあり、そうすると人手ではなく、機械に実施させたほうがミスがないかもという感じですね。

ただ、大事なのは(大事と思いたいのは)、それらはあくまでも人間の判断をサポートするツールであり、最終的な観察と判断は人間がしなくてはいけないということだと思います。そこをおさえつつ、人工知能のいろいろな分野を考えるうえで、参考になりました。

ちなみに筆者らは、以下の営みを提供中で、本書はその宣伝でもありました(笑)

https://about.grow-to-global.com/

GROWは、学生のみなさんの成長を科学的に分析し、夢の就職を支援するサービス。以下のような段取りで学生の就職を支援するとのこと。有料/無料かは、サイトをちょっと見た感じわかりませんでした。

  1. アプリで友人からフィードバックを受け、自分のコンピテンシーを知る
  2. 自分の強み・弱みを意識して行動し、コンピテンシーを高めていく
  3. エントリーシートや一次面接をパスして、高次面接への誘いが企業から届く

—-

  • Pymetrics.com https://pymetrics.com/
    →数分で終わる20のゲームを通して、脳科学的視点から認知および感情面における性格を測定し、各人が自らにあったキャリアを構築する最適な企業に紹介するというマッチングサービスを提供する企業。
  • Predikt https://www.predikt.co/
    →人材のレジュメ情報から、どのようなキャリアを選択するべきかを算出し、また詳細な職種とのマッチング度をスコアにして転職会社に提供。
  • AI×ビッグデータによる科学的アプローチとは、人間のつくウソに騙されず、心理を追求するための方法論に他ならない

yanchablue について

通信系会社でシステム開発を中心に従事。趣味はスポーツ(サッカー)、読書(雑読)、日曜プログラミング(仕事ではプログラムを書けない分類になってしまった。)。横浜市金沢区在住。札幌市出身。 ( Twitter @peter_luck )
カテゴリー: 本棚 パーマリンク